罰金をテーマにしたモーショングラフィック動画の作成
他分野の専門家との共同制作を視野に入れた授業課題。
数学科の学生と合同授業を行い、5人のチームを組み、「知っているようで知らなかった○○○の話」というテーマで統計データをインフォグラフィックスで表現する。
私たちのチームでは「知っているようで知らなかった罰金の話」と題し、モーショングラフィックスのアニメーションに落とし込んだ。
主に数学科の学生が統計データの調査、分析をし、デザイン学生が情報のデザイン、アニメーションの制作を行なった。意外と知られていない罰金についての事実から、今の日本の罰金制度に疑問を持ってもらうことを目指して制作した。

再生時間:5分
メンバー 【数学科】四條拓也 田中由香 【デザイン学課程】島谷純奈 仙田 真郷
使用ソフト:Adobe Illustrator  /  Adobe AfterEffects  /  Adobe Premire Pro
制作期間 :2018年9月〜 2019年 1月
動画概要
普段関わる機会は少ないが、誰しもが無関係とは言えない、「罰金」の意外な事実をまとめた約5分間のショートムービー。
徴収された罰金の使い道や、罰金が払えなかった時の対処法などの仕組みや、海外の罰金制度などの事例を、イラストやグラフで紹介している。
制作課程
1.チーム結成、アイスブレイク
チーム分けが発表され、自己紹介を兼ねたワークを行った。専門性の違いによる価値観や言語の違いを認識し、お互いの専門性を尊敬し合う関係を築くことを目的としている。

2.テーマ決め
インフォグラフィックのテーマを決めるためのブレインストーミングを行なった。
「身近であるか」、「意外な事実が出てきそうか」などの観点でテーマ設定を行った。
連想ゲームのようにひたすらワードを書き出す手法でブレインストーミングをした。
テーマ決定後、各メンバーの強みを再確認、スケジューリングやリサーチの範囲を設定した。
3.リサーチ、コンセプト立案
現在の日本の罰金制度や海外の事例などについてリサーチをした。インターネットからの情報は、データの出どころまで遡り、確実性の高いデータを厳選した。また法学部の教授にインタビューを行うなど、様々な手法でリサーチをした。
そして数字データを数学科が分析・計算した。一見関係のないようなデータの相関係数を求めたりすることで発見があった。
その結果、罰金制度には矛盾や問題点があったり、海外と日本で大きくことなる場合があることが判明した。

アウトプットを観たユーザーが「罰金制度っておかしくない?」と疑問を持ってもらうことを目的とし、チームとしての問いも、「今の罰金のシステムっておかしくない?」に設定した。
4.コンテンツ検討
リサーチ結果を元に、具体的にどの内容をアウトプットに盛り込むかを検討した。
リサーチ・データ分析も並行的に進めながら、コンセプトにあったデータを検討し、動画の大まかな構成を検討した。
ストーリー性を持たせるため、「身近な罰金」から徐々に関わりの薄いコンテンツに展開し、「海外の罰金」を最後に配置した。
5.構成・絵コンテ作成
最終アウトプットの構成を具体化し、デザイン学生が実際に動画にする時のシーンを書き出し、絵コンテを作成。
この時もコンセプトにより沿ったデータをリサーチし続け、動画の構成もアップデートし続けた。
6.動画作成
絵コンテを元にAdobe Illustratorで素材を作成し、 AfterEffectsでアニメーションを作り、Premire Proで動画・音声の編集をした。
素材制作の際、登場キャラクターのテンプレートやカラーパレットを先に作成し、デザイン学生2人が効率的に作業を進めた。
アナウンサー志望の友人にナレーションを依頼し、BGMは数学科の学生が作成した。