講義内容のリフレクションを目的とした
グラフィックレコーディングの実践
大学院大学至善館にて佐宗 邦威さん(株式会社BIOTOPE代表)が担当していた「構想する力」という講義でグラフィックレコーディングを行った。
本講義は、「21世紀の事業リーダーに必要な構想を具体化するデザインマインドを養う」ことを目的とし、デザイン思考を用いて課題の発見から新規事業の提案までを行う、1コマ3時間の、全8回の講義。
デザイン思考の全体像から、ビジュアルシンキングの統合思考、マインドセット、プロトタイプの制作、ユーザーインサイトの抽出方法など、デザイン思考の概要を一通り体験し、新規事業提案のプレゼンまでを行った。

私はその場で「講義の内容を簡潔にまとめる」ことを目的に(それだけだとグラフィックレコーディングとは呼べないのですが)毎回グラフィックレコーディングを制作した。
毎回アウトプットをデータ化して学生に配布し、ログ、リフレクションに活用した。
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サイズ:1枚 2364mm×1091mm
制作期間:2019年2〜3月
制作時間:約180分授業×8コマ=24時間

第8回目の授業の際に、8枚のグラレコを壁に掲示した。
最終プレゼンの内容をリアルタイムで描き出し、良いと感じたチームにシールを貼ることで票を可視化。それを元に佐宗さんが講評を行った。
第8回では8枚のグラレコを壁に張り出し、授業全体のリフレクションに活用した。
印象に残った箇所にシールを貼ることで、学生は授業全体を振り返ることになる。